第27章 パ
★ジミーストーリー★
土方
「おい!山崎!」
聴取を終え、
暇な隊士らと話していると副長に呼ばれた。
山崎
「?」
土方
「部屋で話すぞ。」
山崎
「あー、はい。」
副長の自室へ場所を移した。
土方
「いやー、あんまり?こういう事は他人が口を挟んじゃいけねぇ事だろうけどよ……
佐藤とはうまくやってんのか?」
山崎
「はい?」
土方
「お前、1ヶ月近くも家に帰ってねえって総悟から聞いたんだけど?」
山崎
「そうですよ。半ば強制的に"誰かさん"に働かされてましたからね」
土方
「誰かさんて誰だよ。」
山崎
「副長、あなたです。
もう限界ですよ…監察の人数が少なすぎます。
吉村もあんな風にクールに気取ってますけど、
副長死ねとか言ってましたから。」
土方
「あの野郎!!!……でもまぁ違いねぇな……
実は勘定方にもいろいろ言われててよ、有休がたんまりあるから使えってな……
どうだ、山崎、吉村と交代で連休とるか?」
( ´Д`)y━・~~
山崎
「でもそんな事したら…」
土方
「お前らの穴埋めが俺らに出来ないとでもいいたいのか?あ?」
山崎
「い、いえっ!!」
(出来ないとかじゃなくて…連休なんてとった事ないから不安と言うか…)
土方
「まあ…なんだ……家族サービスしてきな。」
山崎
「ありがとうございます。」
"バタン"
俺は副長の部屋を出ると、
さっそく吉村の元へ走った。
連休の交代は………
(俺が先だーーーーーっ!!!!)