第5章 幸せの絶頂?
あれから
数ヵ月がたった今も
仕事の忙しさも重なって
デートらしいデートも出来ないままだった
私たちは…
今日初めてのデートを
試みようとしています……(笑)
家の前で待つこと5分
安田さんは車に乗って現れる……
安「お待たせ♪
今日はやっと二人きりでのデートやね(笑)」
「そうですね…(笑)
でもなんか運転せずに助手席に座ってるのって
落ち着かないもんですね…(笑)」
安「何やねんそれ…
そんなに緊張せんでもええやん(笑)
あと今日は初デート記念に
"安田さん"はやめて
"章太"って呼ぼか?」
「はい?いや…えっ?
でもほら…呼び方をかえたりすると
普段間違えて呼んじゃったりとかして
混乱するといけないんで……」
安「え…?
なんか言うた?
全然聞こえへんなぁ……(笑)
じゃあ今から俺は"まい"って呼ぶから
まいは"章大"な?
わかりましたか(笑)?」
「………努力はしてみます…(笑)」
こんな感じで始まった初デート
最初から飛ばしまくりの安田さんを前に
私は無事にこの初デートを
やり遂げることが出来るんだろうか…(汗)