• テキストサイズ

My Horned Owl Boy.

第9章 自暴自棄と、大切な人と




『俺、今ちょー幸せ…』
『私も…』


この日、初めて心も身体も満たされた感じがした。



次の日、みんなに付き合いましたって公表したら、みんなやっと付き合ったのかよ!って言ってたっけ。後から聞いたら、お互い、みんなに相談してたんだって。


その日から、世界がガラリと変わった。
噂で寄ってきてた男達は光太郎が怖かったのか、ピタリと連絡してこなくなった。
私ものままじゃだめだと思い、両親と和解とまでは言わないけど、関係を少し、修繕できた気がする。


付き合う人で変わるって言うけど、私の場合、こんなにいい方向に変わっていくとは思わなかった。
もちろん、本人に何かを言われたわけじゃないけど。

彼は、人をハッピーにする力を持っている気がする。それをもらうだけじゃなく、私も彼に与えられるように、そういう存在になるようにありたい。


fin
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp