• テキストサイズ

My Horned Owl Boy.

第14章 木葉くんの教え




「ほう…よくもまあ恥じらいもなく"そんな事"聞けるな…お前ホント女子?」

「木葉くんは私のマブだからね!」

「マブ」

「で、どう思う?」


"そんな事"って言うのは夜の事なんだけど。
木葉くん顔真っ赤。ウブってやつね…私にはそんなのもう無いから羨ましいな、なんて思ってた時に木葉くんが口を開いた。


「お前さ、上からヤんないの?」

「上」

「いっつもヤってもらってるんならたまにはいんじゃね?木兎わがままだから自分で動きたそうだけど」

「なるほど…失礼ですが木葉くんは…」

「聞いてくれるか!最近彼女できてさ!」

「え!初耳!おめでと!!」

「もー、ホントかわいくてさ…まだ手出せてない…」

「すぐ手出す人よりいいよ、よかったね!」

「だから、たまにメッセージ送るから、シカトすんな!俺の惚気も聞け!!」

「もちろんもちろん。マネの女子会に招待しようか?」

「なに、俺はお前の中で女子なの?」



なんて冗談も飛ばしながらお別れした。
木葉くん、かわいいなあ。

2.3年生の時にバレー部唯一同じクラスで、光太郎の事でいっぱい相談した。
逆に勉強とかはお世話した。木葉くん、勉強は出来るのに授業聞かないからな。


ふふ、懐かしいな。
今日はカレー。カレーの食材が入った袋を持って家に帰る。

/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp