第11章 今までのまとめ
【今までのまとめ】
依頼達成率100%の死神に見初められた殺し屋、として恐れられていた《アオメ》はひょんな事から犯罪組織である〈ルーコイドターキス〉の一員となってしまった。
通称〈ルータス〉では表の仕事である執事として務めながら、殺しの仕事を行なっていた。
他の執事仲間は《ステラ ローレンス》《メルロ マロニール》《クレナ ヘンリル》で、彼らとも日に日に打ち解けていく。
そんなある日。とある家に住む女の子を連れ去って欲しいという依頼が入ったため、誘拐を行う専門チームである《コルト キャシー》《アリス ナーディル》《マトリ ナルロッタ》と一緒に同行する事となった。
その依頼で向かった家にはアオメが幼少期、育った暗殺訓練所〈スペルタール〉で仲の良かった《ミカゲ グラット》と出会ってしまい、コルトとアオメは誘拐されてしまった。
が、結局ステラさん達が助けに来てミカゲも一緒にルータスに連れて帰った。
そしてミカゲもルータスの一員となる。
そんな感じでみんな仲良くしていたが、ある事のせいで仲が悪くなる。
それはステラが長年恨んでいる【キングダム商会】という犯罪組織の会長がアオメの実の父親だったからだ。
それでステラはアオメを信用できなくなったので、アオメはルータスを出た。
フリーランサーに戻ったアオメは依頼を受けながら、父親を殺すために情報収集をしていた。
そんなある日、今まで一緒に暮らして来たアオメを信用すると決めたステラが彼女の家に来て謝罪をして仲直りができた。
その3日後、ステラが殺されたという事とミカぎ怪我をした事をアオメはメルロさん達に知らされた。
最初は受け入れられなかった彼らだが、キングダム商会の情報を得た事で復習を決意した。