第3章 幸せのお昼
「相談?俺でいいなら聞くぜ?」
「是非!」
お昼ご飯を口にちびちびと運びながら、
私は相談をメリオダス話し始める。
「あのね、私の家族が両親いなくて…幼い時からお兄ちゃんっぽい人と2人で暮らしてるんだけれど…その人のこと何も知らなくて…教えてももらえなくて……私は、その人のことお兄ちゃんっていうか好きって思ってて」
「ふむふむ」
「どうしたら、その人のこと知れるのかなって…話したがらない人だから…」
「そうか…そしたら、まずはが自分のことを話せばいいんじゃないか?」
「あ、なるほど…でも、うまく話せるかなぁ」
「うまく話せるか心配なら俺で練習すればいいだろ?な?」
メリオダスは、肩に手をポンっと置く。
「メリオダス、ありがとう」
その日以降、よく私とメリオダスでお互いに自分のことを話すようにした。どれもくだらないものばかりだけれど。バンに話せるよう…練習をした。