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狂気の傷痕【刀剣乱舞】

第10章 湯浴。


彼に触れられたところが熱い


外気に触れ体は冷えるはず…
けれど内から燃えるように熱い
刺激が来れば体は火照る。


『ん…は…っ、ぁ…』


みちみちと彼のモノを咥えた
膣は限界でイきたくて…麻痺し
まるで痺れ薬をかぶったようだ


薬研様からの性行為により
体はこれ以上は無理と告げ


さらなる刺激に混乱し
イきくてもイけない状態…。


イかせて欲しいのに…言えず
そんな状態が続いてる。


鶴丸『さてそろそろ…、か。』


私のお尻を撫でながら
繋がる秘部へと指這わせ
ぬるっ…と触れる。


肩が少し反応するも
これで終われると安堵した。


鶴丸様に抱きついて
激しさを増す律動に身を任す。


彼の胸に自分の胸が擦れ
にちゃにちゃと濡れ合う体が
動きをさらに加速させた。


胸が擦れ膣口は喜び
中から愛液を掻き出される。


『ぁっ…ぁ、ひっ、ん。』


動きに合わせた喘ぎは
押し出されたものに過ぎず
耐えるとさらに鶴丸様を
力の限り締め付けた。


鶴丸『…っ…、っは、ぁ。』


鶴丸様の吐息のあとに
私の中に注がれる熱い吐精。


熱い彼の欲である精液が
私の中を満たしては溢れ…
どろりとした液体で流れる。


解放された刺激に全身の力は
一気に抜け鶴丸様へともたれる。


『っ…は、ぁっ…ふぁ。』


肩で息し言葉がままならず
途端に押し寄せる風に震える。


寒い…ここはこんなに寒かった…?


鶴丸『いやこれは…想像以上…
おや、おいどうした?』


遠くの方で鶴丸様の声がする。


鶴丸『体がこんなに震えて…、?』


こんなにも近くにいるのに
触れ合っているのに遠くに感じ


『つる…ま、る様…。』


鶴丸『おい!しっかりしろ!』


私に向かって叫ぶ声だけが
聞こえたような気がした。


それほど、頭の中がぼーっと
意識を保っていられない。


鶴丸『まずいっ…っ、誰か!!』


こんな所を呼ばないでなんて
言葉も声にならず私は静かに
微睡む(まどろ)意識の中におちる


闇が視界を覆った時
まるで溶けて消えてしまうよう…


これが最後というのなら、


今ある願いを伝える前に
ぷつ…と、意識を失った。







願いは虚しく虚空へと散る。



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