第23章 自我。
ちろ…ちろ…舌先で
先端ばかり舐めていれば
山姥切様は髪を掴んだ。
山姥切『ちゃんとしろ…っ』
焦れったさに我慢が出来ず
私を焦りたてた。
『ん…っぅ。』
だって男の人のモノ
咥えるなんて一生慣れない。
充満する匂い熱い肉棒
舌先に感じる彼の愛液
触れる度に脈打つ鼓動
全部全部…慣れないよ…っ、
『ん…ぇ、んくっ…っ』
咥えこんでも噎せこんで
吐き出そうとすれば頭を掴まれ
また奥へと入れさせられる。
山姥切『そうだ……っ、奥…っ』
ぐちゅ…と口の中にいっぱいに
満たされる彼のモノは激しさを
だんだんと増していった。
じゅぷ…じゅぷ…っ、
愛液と唾液が混ざり合い
掻き出される度にまた
口の中へと入ってくる。
山姥切『…っ、は…。』
激しさの中で潤む視界の中
見上げれば山姥切様の頬が
紅潮し色気のある声がした。
山姥切様…気持ちいい…?
舌先を出し入れする
彼のモノに触れ動く度に
擦れるようにすると
山姥切『っ……ぐっ…。』
三回ほど擦った時に
動きを止めて深い溜息をはいた。
『ん…んん、…っ。』
寸止めのままにされ
戸惑っていればにちゃ…ぁと
口から彼のモノが取り出された
『っ…ん、ぇ…。』
出された訳じゃないけど
唾液と愛液が垂れてまずい…
山姥切『………っはぁ、
不意をつく行動をするなっ!!』
叱られた…なぜ、
『………気持ち、良かったですか?』
こてん…と首を傾げれば
ぐっ…と息が詰まった山姥切様は
そっぽ向きながら頬を赤らめ、
山姥切『悪くは、無かった…。』
そうボソッと呟いてくれた。
『へへ…っ。』
口の中は気持ち悪いけど
その言葉が嬉しくて微笑めば
山姥切様は悔しそうに私を、
睨みつけていた。
山姥切『こんな事をされて
笑うとは正気の沙汰では無いな』
『山姥切様が…優しいからですよ』
とろんと…した虚ろな目で
彼を見つめれば怖い顔のまま
私に顔を近づけて覆い被さる。
山姥切『そんな事を
言ってられるのも今のうちだぞ…』
片方の膝裏に手を入れて
持ち上げれば私の膣が露になる。
『ぁ…やっ!』
山姥切『その身をもって知れ。』
彼のモノが秘部へと触れ
ずぷぷ…と中に入ってきた。