第22章 仏道。
数珠丸『求めなさい私を…。』
『ひぁ…ぁ…。』
数珠丸『求められるのは
嫌いではありませんので…。』
彼の指がぬる…と引き抜かれ
濡れた愛液を伸ばしたりし、
にちゃにちゃと見せつける。
『っ…ぅ…ふぅ…ぅ』
恥ずかしさで涙が溢れて
泣き出せば彼の舌が涙を舐める。
数珠丸『さぁ、言えますね?』
ちゅ…ちゅ…と舐めとる
唇は触れる度に優しくて
胸の高鳴りが大きくなる。
『数珠丸…様…ンッ』
数珠丸『今更逃げよなうなどと
思わない方が身のためです。
逃がしはしないのですから…。』
彼の囁きは私を捕らえる。
彼の指がまた割れ目を擽る。
中に入れずぬるぬると
擽り誘い込むように弄る。
『んん…ぅ…ぅ。』
数珠丸『あぁ…その顔もまた…』
愛おしそうに見つめる瞳は
私の全てを覗き込むようだ。
数珠丸『そそる顔をする…。』
『見な…いで、』
数珠丸『何を言いますか…
見ての間違いでしょう。』
彼はぐちゅぐちゅ割れ目を
めちゃくちゃに犯し始め、
私の心を掻き乱してきた。
『ぅぅ…、数珠丸様ぁ…ぁ』
もういっそ狂わせて欲しい…。
堕ちるところまで堕ちていいから
むしろ堕ちゆくあなたを
一人にはしないから…だから…
数珠丸『……、』
『し、…てください。』
数珠丸『何を、ですか…。』
彼は言葉足らずの私を許さない。
答えなさいとばかりに
彼の指が執拗に激しくなる。
ぐにゅぐちゅ弄られて
私は我慢ならず口を開く。
『ぁ、…ぅ…数珠丸様のが…欲し…ぃ』
数珠丸『………フフ…。』
楽しそうな笑みが聞こえた。
ぬちゅ…と指が離れた
ゴソゴソとまさぐる音がして
ぴと…と熱く固いものが触れる。
くちゅ…と愛液が触れ合って
口付け合う秘部同士。
数珠丸『限界だったのは…
あなただけではありませんよ。』
そう呟いた数珠丸様は
一気に腰を押し付けた。
『あぅ…っ。』
みちみちと広げられた
膣口にずっぽりと入り込む
彼に似つかわしくない肉棒。
欲のまま動くかと思えば
限界まで引き抜きまたずぷ…と
奥まで挿入される。
その勢いに私は咽び(むせ)泣いた。
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