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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第37章 無防備な蜜、無自覚な蝶 / 石田三成




「蜜が糸引いて……可愛いですね」
「……っ」
「もっと、貴女の蜜……味わいたい」



――じゅる……っ!



「や…っあぁぁ……っ!」


三成が蜜壺に吸い付くと、舞は声を上げて背中を反らした。

ぴちゃぴちゃと舐める音と、じゅるると蜜を吸われる音。
いやらしい水音と、舞の甘く喘ぐ声が混ざり合い、部屋中にこだまする。



「や…っぁん…っそこ……っ」
「ん……っ甘い……」
「みつ、なり、君…っだ…めぇ……っ」
「何故……?すごく、ここ、可愛いですよ……」



くちゅくちゅくちゅ……ちゅく……っ



三成の指が入ってきて、さらに中を弄られる。

蕾を舌先でなぶられながら、指が蜜壺を行き来すると、中から蜜が音を立てて溢れ出して……
三成の手を伝い、褥に染みを作った。


「あっあぁ……っお願い、やめ……っ」
「まだ、足りない……もっと、欲しい」
「だめったら…っや…っぁぁ……っ」


舞の身体が痙攣しだし、喘ぐ声が大きくなる。
三本まで増えた指は、掻き出すように中で暴れ、理性など保っていられない。

一気に絶頂まで持っていかれ、舞はがくがく小刻みに震えながら、快楽の波に飲まれた。



「みつ、なり、く……っだ…めぇ――……っ!」



そのまま脱力して倒れそうになった舞を、三成は顔を上げ、間一髪で手で支えた。
唇についた蜜を、ぺろりと舐めとる。
その様子を見ていた舞は、息を荒げながら、なんか納得いかないように物申す。



「な、なんか三成君……っ慣れてない……?」
「何が……です?」
「こーゆー事……っ」
「文献で知識は入れてありますから、大体は解ります。女性の性感帯も、達してしまう時の様子も」



開いた口が塞がらないとはこの事だ。
天使のような笑みで、悪魔の如くの手巧。
舞は納得いかずに、唇を噛んだ。



「だだ……頭でっかちで」
「え?」
「知識があっても実際には試した事が無いので……本当に大丈夫なのかは疑問ですよね」
「こ、これだけ出来たら、充分だと思うよ……多分」
「お褒め頂いて、光栄です」



ニコニコと笑いながら、三成は舞の脚の間に身体を入れ直す。
そして、片手でしゅるしゅると己の袴の紐を解き始めた。


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