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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第36章 琥珀が結んだ熱と君 / 徳川家康




「舞、愛してる。 だから……」


家康は切なく、耳元で囁いた。


「いつまでも、俺のものでいて」


舞が真っ赤になって頷いたのを合図に、舞の身体を暴いた。
狂ったように、舞の名だけを呼びながら。

















「舞、もう挿しても、いい……?」


熱で蕩けた舞の肌を手で辿りながら、家康は耳たぶを食んで言った。

一糸まとわぬ舞は、家康の手の中で乱れ……
火照った身体を、お互いすり寄せ合う。


「もう、割と我慢してるんだけど」
「んっ家康……っ」
「ね…駄目……?」
「あ、あんまり耳元で、喋らないで……っ」


その言葉に、思わず苦笑する。
舞は耳が弱いのを知っているから。

家康は舞の背中に腕を回すと、さらに耳元で囁いた。


「あんまり焦らすと、もっと話すよ」
「あ……い、意地悪……っ」
「ほら、いいの? 駄目なの?」
「……っ駄目なんて、言ってない」


あんまりやると可哀想なので、家康は舞の膝裏に手を当て、脚を大きく広げる。

そして、その蕩けた脚の中心に、自分の熱く硬い高まりを押し付けた。


「久しぶり、こうするの」
「ん……っ」
「久しぶりだから、舞のおねだりが聞きたい」
「えぇ…っ」
「ほら、可愛く俺をねだってみて」


舞は首筋まで赤くして、家康を見上げている。
しばらく睨んだように姿勢を向けていたが、やがてそっぽを向いて小さな声で言った。


「い、家康が…欲しい、な」
「……駄目」
「なんで……っ」
「ちゃんと目を見て言って……ほら」


頬に手を当てられ、無理やり向かされる。
舞は唇を噛んで、消え入りそうな声を出した。


「家康の……ちょうだい」
「もっとちゃんと」
「い、家康のが、私、欲しい……っ」
「何が欲しいの、言って」
「……あっ」


高まりを腹に擦られる。
濡れた先が、じくじくと肌を溶かすような気がした。

舞は家康の目を見ると、観念したかのように言い放った。



「だから…っ、家康の、硬い家康自身を、私の身体の中に、欲しいの……っ」



その、あまりに可愛く健気で、いやらしい言葉に。
家康は頭の中で、言わせた事を後悔した。


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