第32章 弥生月の願い鶴 / 豊臣秀吉
「秀、吉、さん、私も舐めたい……っ」
やがて、舞がやっとの思いで、後ろに振り返って言った。
秀吉が顔を伺うと、真っ赤な顔をして、瞳に涙がいっぱい溜まっている。
秀吉は一回唇を離すと、起き上がって舞の頭をぽんと撫でた。
「舐めたい……って、俺の?」
「うん……秀吉さんも気持ち良くしたい」
「さっき充分してもらったぞ」
「何回でも、気持ち良くしてあげたいから」
その健気な申し出に、秀吉はくすっと笑って舞を起き上がらせる。
そして、脚を開いて座った。
「じゃあ、してもらおうかな」
舞は小さく頷き、秀吉の脚の間に顔を埋めて、身をかがめる。
そのまま男根にそっと触れると、先っぽを舌で愛撫し始めた。
「ん……っ」
秀吉が小さく息を呑む。
舞の小さな手が添えられ、上下にシゴかれると、途端に甘美な快感が走った。
次から次へと漏れる先走りを、舞が上手く舐め取り亀頭に塗っていく。
そのまま口で咥えられ、口の中で舌が動くのが解った。
ぬちゅっぬちゅっ、じゅぼっ、じゅっ!
「イイ…っあっ気持ちいい……っ」
「んっむぐぅ……っ」
「ぁっ…っ舞……っ」
思わず舞の頭を押さえて、腰を動かす。
男根はガチガチに硬く反り返り、口を離せば、暴れ出してしまいそうだ。
しばらくすると高まりから、一回ごぷり…っと吐き出されたのを感じ。
秀吉は慌てて舞に告げた。
「……っ舞、もういい」
「え、だって今……」
「口じゃなくて、お前の中で果てたいから……今ちょっと油断した」
秀吉は苦笑しながら胡座をかき、舞を起き上がらせた。
そして、腕を広げる。
「ほら……来い」
「うんっ」
舞は秀吉の膝をまたいで座り、首に腕を巻き付けた。
秀吉は舞の腰を少し浮かせ、男根を舞の下に当てる。
「ゆっくり腰を降ろせ」
「……っ」
そのまま腰をゆっくり沈めていく。
舞の蜜壺は、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて、秀吉の高まりをしっかり咥え込んだ。