第25章 色欲の野獣 / 豊臣秀吉

その瞳は、まだ熱を帯びて揺れていた。
呼吸は浅く、短い息が顔にかかる。



「秀吉、さん……、あっ」



ゆっくりした動きで、畳に組み敷かれる。
脚が絡み合い、顔が近づいたと思ったら……
そのまま噛み付くように、唇を塞がれる。



「ん……っ、ふ…っ」
「舞……っ」



口の中で舌が暴れ、味わい尽くすように口内を犯される。

ちゅ……っと音をして離れると、そのまま首筋に熱い唇が触れた。



「あ…っ、秀、吉、さん……っ」
「足りない、全然…っ、もっと……っ」
「あぁっ……っん……っ」
「お前が、欲しい…っもっと、舞……っ」



熱をはらんだその声は、切なく舞に届き……
舞は秀吉の全てを受け入れようと、そのままされるがままに、目を閉じた。



























ぐっちゅぐっちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅっ！



「あぁっ…っんぁあっ、ひで、よし、さぁん…っ」
「……っ、舞っ、んはぁ……っ」
「だめぇ…っ、あっあぁっ、やぁあ……っ」
「出る…っあっ、また、出る…………っ」



ごぷごぷと音を立てて、舞の中に白濁液が注がれる。
舞はうつ伏せのまま、腰だけ浮かせ、そのまま痙攣してびくびく震えていた。

秀吉が達したのと同時に、舞も達したらしい。

秀吉は男根を引き抜くと、今まで挿さっていた部分に指を這わせた。

そこは蜜と、秀吉の出したモノでトロトロに蕩け……
入口はひくひくと、ひくついていた。



「すごい、ひくひくしてる……」
「秀吉、さん…っ、私、もう……っ」
「まだ、欲しいよな……？」
「…………っ」



その強欲にまみれた物言いに、舞は言葉を失う。


秀吉はあれから何度も何度も絶頂を迎えては、舞の中に白濁液を注ぎ込んだ。

しかし、何度達しても男根は天に向かってそびえ勃ち、衰えを知らずに舞を求める。

身体の熱も、全然冷めようとしない。

秀吉は舞に覆いかぶさり、硬い自分の高まりを、舞の尻に擦りつけた。

ぬるぬると熱い感触に舞はびくんっと身体を震わせる。