第22章 甘味よりも甘い物 ～極甘蜜の罠～ / 明智光秀

「お前はいい声で啼くな……身体も」
「んぁ……っ、みつ、ひで、さぁん…っ」
「そんな甘ったるい声、何処から出るんだ」


蜜壺に指二本を差し入れ、ぐちぐちと掻き回す。
蜜が熱く絡みついて、指が蕩けてしまいそうだ。


不意に指を曲げて、壁をぐっと押すと。



「ああぁ…………っ」



舞が一際大きく喘いで、身体をしならせた。



「成程、ここか。 お前のイイ所は」

舞が啼いた場所を、指で必要に攻める。
すると、蜜壺からは、ごぷごぷ音を立て蜜が溢れ出した。



「はぁんっ、んぁあ…っ、駄目、です…っ」
「すごい蜜だな…そんなにいいか」
「光秀さん、あっ、みつひで、さぁん…っ」
「………っ、そんなに呼ぶな、堪らなくなるだろう」



舞の声は、まるで麻薬だ。
いつまでも、癖になる程に聞いていたくなる。



(まずい、快感に溺れる舞を愉しむ筈だったのに)



だんだん余裕が無くなってきている事に気がつく。

証拠に、舞によって熱せられた身体は、すでに男根が天を向き……
先から先走りが漏れているのが、見なくても解る。



「……舞」



くぷん……っと指を引き抜き、そのまま抱きしめ身を寄せる。
そして、舞の脚の間に、自分のモノをすり寄せた。



「……解るか」
「……っ、光秀さんの……」
「そう、お前のせいで、もうこの状態だ」
「なんか、すごく、熱い……っ」
「……少し、触れてみるか？」



そう言って、舞の手を促す。
舞が躊躇いがちに、指で触れると、男根はびくんっと勢いよく跳ねた。



「…………くっ」
「光秀さん？」
「なんでもない、続けろ」



(まさか、少し指で触れただけなのに)



舞が指で男根に触れるたび、どうしようもない痺れが身体中を走った。

小さく手が竿を握り、上下にゆっくり動き始める。

それだけで甘い快感が襲い、思わず息が漏れた。



「は……っ、あ」
「光秀さん、痛い、ですか……？」
「その逆だ」
「え？」
「お前の手が気持ち良すぎて……堪らない」



自然に腰まで動いてしまう。
こんなに堪え性が無かったかと思うくらい。