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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第22章 甘味よりも甘い物 ~極甘蜜の罠~ / 明智光秀







『光秀さんの事が、好きです』
『俺もお前が好きだ』



やっとお互いの想いが通じあった夜。
二人は光秀の御殿で、肌を重ねた。














「ん……っ、あ」


光秀の手が、うつ伏せになった舞の背中をまさぐる。

しゅるっと布擦れの音と共に、帯が解かれ、背中から素肌が暴かれた。

姿を現した白い背中に、光秀は唇を這わせる。
肩から腰へ、骨に沿って唇が降りていく。



「あ……っ、んんっ」
「舞は肌が綺麗だな。 上質な絹のようだ」
「ん……っ、光秀、さん……っ」
「……いつまでも、触っていたくなる」



唇が通った後には、次々に赤い花びらが咲いた。
背中全体に咲いたところで、光秀は舞に覆いかぶさる。



「……怖いか」
「え?」
「少し震えているな」



舞の身体を腕の中に閉じ込めて、そう尋ねると。
舞は首を横に振った。



「怖くないです……ただ、ドキドキして……」
「……そうか」
「光秀さんに触られるたび、ドキドキするから……私、変になっちゃうかも」



(可愛い事を……)



光秀は舞の髪をかき寄せると、うなじに口付けた。
うなじから耳に唇を滑らせ、そのまま耳に直接囁く。



「……あまりそう言う可愛らしい事を、今の俺に言わない方がいいぞ」
「え……っ」
「優しく出来なくなる、最初くらいは優しく抱きたい」
「…………っ」



耳たぶを甘噛みすると、舞の腰が軽く跳ねた。
その反応に、思わずクスリと笑う。



「……なんだ、耳が弱いのか?」
「あ…っ、あんまり、耳元で話さないで…っ」
「了解した」



囁きはせず、その代わり重点的に、耳を攻める。
ちゅっちゅっと音を立て、噛んで吸い付き。
舌で刺激すると、舞は腕の中で見悶えた。



「い、意地悪……っ」
「感じる所を探してるだけだ」



そう言って、今度は胸に手を伸ばす。
両手でやわやわと揉み、人差し指と親指で、先を摘みあげた。



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