第13章 Miles away from yours.
潤『安心して……。 こんな事で付き合いやめたりしないから。
だって俺たちは友達じゃない兄弟なんだから……』
旬『……潤。 ごめん………、ありがとう。』
扉を静かに閉めて小泉の部屋へと行こうとするとまた中から小栗のゴメンの声が聞こえてくる。
孝『大丈夫ですか? すみません、声が聞こえてしまって。』
潤『はい…… 大丈夫です。 けど、今は少し……
部屋泊めて貰えますか?』
そう言って、頭を下げると『気にするな 』と肩をポンポンと軽く叩いてくれる。
孝『今はゆっくり休んでな。 俺はちょっと、旬君に声かけてくるから。』
部屋に案内してくれると、そう言って小栗の元へと出て行った。