第31章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜後編
大我「先輩、ちょっと頼みが…」
日向「ん?」
大我「青峰と差しでやらせてくれ…です」
その言葉に全員息を飲んだ
小金井「差しで!?3人がかりでも止められない、化け物だぞ?何か勝算あんの?」
大我「いや、ないっす…けど、やる!今さらキセキの世代相手に一人で勝とうなんてつもりもないし、もしそれがチームの勝利の為なら喜んでベンチにだって入る!それでもアイツだけは俺が一人でやらなきゃダメなんだ!」
凛は立ち上がり、火神の目の前まで行く
大我「凛…」
『……頑張って、大我…だけど、無理はしないでね…』
凛は火神の手を取って、呟いた
黒子は青峰の言葉を思い出した
青峰「俺の欲しいもんは、ぜってー見付かんねぇ…俺に勝てるのは俺だけだ」