第29章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
若松「ナイスパス!」
ボールはゴールへ入った
「うおぉ!直ぐ様返した!」
「さすが攻撃力校No.1!」
得点は49対50
第3Q残り9分14秒
伊月「クソッ…」
日向「気にするな、伊月!流れはうちに来てる!」
伊月はバウンドさせながら走るが、ピタリと止まる
リコ「嘘…!」
『っ、やられましたね…』
今吉「"流れはうちに"やて?見くびられたもんやで、ホンマ」
全員が見たものは、今吉が黒子のマークに付いていた
今吉「知っとるか?鏡越しにしか見えへんもんもあるらしいで?」
瀬戸「秀徳の高尾が持つホーク・アイでも、お前の蜘蛛の巣でも止められなかった。気合いでどうこう出来るもんじゃないぜ?あれは」
瀬戸は独り言の様に話す