第25章 誠凛バスケ部誕生秘話
これで予選トーナメント決勝進出は決まった
伊月と小金井はハイタッチをかわし、木吉と日向もハイタッチをかわそうとするが…あっ……と思い出し、やらずに終わった
それに木吉はちょっと悲しそうに眉を潜めた
木吉「後、一つ勝てば決勝リーグだな」
日向は、あぁ……と言い少しだけ黙り、歩みも止めた
日向「あー……その……なんだ…」
言いにくそうに言い始めた日向に木吉も2、3歩歩いた所で、ん?と止まる
日向「俺…お前嫌いなんだけど…」
木吉「知ってるよ?」
日向「けど……バスケ部に入って皆で頑張って……勝てたらやっぱバスケは楽しいつーか……ちょっとだけ感謝……してなくもなくもある……」
遠回しに言った日向に木吉は真顔で言い放った