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バスケと儚き少女

第23章 ウィンターカップ予選


高尾の視線の先には熊の木彫り(鮭つき)があった

高尾「今日のラッキーアイテムって、それ?」

緑間「木彫りの熊、馴染みの骨董品屋で手に入れたのだよ」

高尾は木彫りを見ながらアレ?と思いながら聞く

高尾「同じ奴持ってたじゃん」

緑間「こっちの方が大きいのだよ」

大きさの問題らしい

高尾「へぇー、先輩達もう揃ってんぞ。それ持って早く来いよな?重そうだけど!」

スタスタと歩いて行ってしまった高尾に代わるように緑間のケータイが鳴った

緑間「……?」

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ところ代わり

キュッキュッとバッシュ音が響く体育館
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