第21章 決勝リーグ準々決勝〜海常VS桐皇〜
止まらない……青峰君全開
青峰君に憧れてバスケを始めた黄瀬君
絶対に真似が出来ないって泣いてたっけ
けど……もう気づいてるはず
憧れてしまえば越えられないことに
黄瀬君はポテンシャルは何ら遜色ない
天才何て言葉で片付けたくないけどそれでも思う
そして黄瀬君は勝ちたいと願いつつ、心のそこでは負けてほしくないと思うから
だから勝てない
けど多分黄瀬君は憧れるのを今止めた……
『黄瀬君はパーフェクトコピーをしようとしてる』
日向「え、何だそれ」
『青峰君のスタイルをそのまま完全模写することです。黄瀬君のコピーは出来ることをやっているだけで出来ないことは出来ません。簡単に言えば飲み込みが以上に速いんです。MBA選手のコピーとか自分の能力以上の事は再現できません。でも逆に言えば、それでもやろうとしてることは出来ると信じたって事です』