第16章 インターハイ予選〜秀徳戦〜
降旗「やった!先取点!行けー!」
『あっ!』
私が声を上げたと同時に緑間君がボール叩き落とす
高尾「さっすが真ちゃん!」
やっぱり強い
そう思いながら録画をする
緑間「全く心外なのだよ。その程度で出し抜いたつもりか?」
ボールは和成君がキープしてる
伊月先輩がスクリーンに入る前に後ろの人にボールを渡し、シュートされるギリギリに日向先輩の働きで外れた
両者一歩も譲らず、近郊状態に入る
試合の時間は40分
それも10分ずつと細かく区切られている
それはつまり最低三回は流れが変わるポイントがあると言うこと
しかし逆に言えば1度流れを持ってかれるとそのQ中に流れを戻すのは困難
両チーム無得点のままもうすぐ2分
このまま行くと第1Qは恐らく先取点を取る方が取る