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バスケと儚き少女

第16章 インターハイ予選〜秀徳戦〜


『ちょっとだけ待っててください』

スクールバックから毛布を取りだし大我にかける

リコ「え……」

『これで大丈夫ですね』

全員「(何で毛布が出てくんの!?)」

日向「(聞いて良いのか?)」

皆さんがそんなことを思ってるとは思わずに伊月先輩のマッサージを続ける

『どうですか?』

伊月「ありがとう、だいぶ楽になったよ」

にこりと微笑んで水戸部先輩の所に行く

『……え?あの毛布ですか?』

頷く水戸部先輩

『もしかしたら誰かが倒れるかもと思って出来る限りの物を持ってきたんです……毛布があれば体も暖まりますし……おかしいですかね?』

苦笑しながら言うと水戸部先輩はニコッと笑って否定してくれた
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