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バスケと儚き少女

第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~


既にボールをカットした凛はフックシュートで入れた

汗と息切れは一軍

凛は飄々としていた
1人だと運動量が違う筈なのに…息切れ一つしてなかった

『ねぇ…1人で戦うメリット教えて上げようか?』

「何だ…それ…っ!」

『一つ目は頼るものがいない事で、全神経を集中させれる。二つ目は変に気を使わなくていい。そんで三つ目は…やりたいように出来ること!』

それを言うとボールをカットし、ダンクを決めた

「マジかよ…」

「つえぇ…」

試合終了

得点45対24
凛の勝ちだった
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