第38章 少年と少女の過去～帝光中での出来事～

『ホントにすみませんでした！わざとではないんです！ただ迷ってしまって…』

見つけたのが男子バスケだった
そして気付かぬままエントリーしてしまったのだ
何とか許してもらった凛は女子バスケが無いことを教えてもらった

『え、ない!?』

「あぁ…ない」

『嘘じゃ…無いですよね…』

「嘘じゃない」

凛はガックリと肩を落とした

青峰「お前女の癖にスゲェな！」

ポンッと頭を触られた凛は驚き振り返った

『いえ、そんな事は…でも無いとなると新しく探さないといけなくなりました…失礼します』

肩を落としながら去っていった