第37章 誠凛高校VS海常高校

そこから伊月はプレッシャーを掛ける

氷室「すごいプレッシャーだ…抜かれるのを承知で前に出ている」

森山「怯むな！抜いてやれ！笠松！」

笠松「(全神経を注いだドライブなら出せるハズだ！さっきのバックチップでも追い付けない速さだ…だが…)」

笠松の武器は外からの攻撃と速さを活かしたドライブ…相手がシュートを決めると近づけばドライブ
ドライブを警戒して離れればシュート
もっともオーソドックス且つ強力なスタイルのハズだ

今ならドライブが有効な場面だが、いけない
迂闊に切り込めば黒子のスティールに捕まる可能性が極めて高い

笠松「(ドライブに全神経を注げば透明少年を交わすゆとりはねぇ…クソッタレが！単発じゃねぇ威嚇力がある。朦気の爪は伊達じゃねーな！)」

黄瀬「先輩！」