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バスケと儚き少女

第37章 誠凛高校VS海常高校


『嫌なら辞めていい…降旗の部活だもの…私は何も言えない。けど、後悔しない?辞めなきゃ良かったって思わない?堂々とバスケなんか嫌いだって言える?』

降旗「それ聞かれた時にバスケが嫌いだなんて思えなくて、後悔しないかって聞かれた時も絶対するって思った」

『辛いなら弱音吐いたっていいんだよ。悔しかったら泣けばいい!ただ後悔する様な辞め方はしないで!愚痴でも相談でも何でも乗る!だから良く考えて…』

辞めないでとは凛は決して言わなかった

辞める人は辞める
ただ後悔はさせたくない
その気持ちがヒシヒシと伝わった

降旗「だから、絶対辞めない!」

そう言い切った降旗に福田も河原も頷いた

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