• テキストサイズ

バスケと儚き少女

第36章 洛山高校VS秀徳高校


そして、キュッキュッとバッシュを鳴らすと声を掛ける

赤司「じゃあ行こうか」

高尾は洛山の雰囲気を見て言葉を発する

高尾「何か強い所だし、もっとギスギスしてんのかと思ったけど…なんつーか普通ですね?」

大坪はその言葉に洛山に目を向け、宮地は高尾の頭を叩いた

宮地「なーに言ってんだ、焼くぞ!むしろ異常だろ!4番って事は赤司がキャプテンって事だ!今年入ったばかりの1年どんな凄い奴でもありえねぇぞ、そんなん!しかももっとありえねぇのはその事についてベンチ含めチーム全体に不満が全く感じられねぇ事だ」

木村「しかも、無冠の五将もだぜ?それぞれが一癖も二癖もあってプライドも高い…そいつ等が揃いも揃って受け入れている…知ってる奴から見たら違和感バリバリだ…少なくともあんな自然に人を従える人間を”普通”とは言わねぇよ」

──────
トコトコとポッキーを2本口に含みながら歩くのは紫原

紫原「えー…もうめんどくさー、てか見たいなら1人で見にくりゃいいじゃん…室ちんさー」

氷室「まぁ、そういうな、アツシ」

めんどくさそうにコートに目を向けると口を開く

紫原「やっぱ帰っていい?」

氷室「のり塩もあるぞ?」

ガサッと目の前に現れたのり塩を手に取り、食うっと呟いた

氷室「ほら、始まるぞ…どっちが勝つと思う?」
/ 1808ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp