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バスケと儚き少女

第35章 灰崎登場


「一旦戻すんだ、灰崎!」

灰崎「あぁ?寝言こいてんじゃねーよ」

灰崎は森山の顔を見るとにぃっと笑った

灰崎「もらったぜ…さっきの!」

笠松「何!?」

早川「あれはも(り)やまさんの!」

堀「変速シュート!」

武内「バカな!?」

回転がほぼ掛からない変速シュートを打ち、ゴールに入った

森山「そんな…!嘘だろ!?ありえない、俺のあのシュートを…たった1回見ただけで」

それは全員が騒然とする

大我「まさか、灰崎の能力は黄瀬と同じ…」

黒子「いえ、少し違います」

灰崎は小さく笑い、親指を舐めた
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