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バスケと儚き少女

第35章 灰崎登場


その目は真剣だが、何かに気付くとガタッと椅子から立ち上がった

黄瀬「そんな…!コイツは…!」

黄瀬はただ目を見開いていた

笠松「昨日のあれ、結局なんだったんだよ?」

黄瀬「いや、ちょっと昔の知り合いがいたんでね」

黄瀬は静かに睨むように笑った

──────

殴り掛かってきた男を氷室は間一髪で片手を盾にして避ける

氷室「!(本気で殴りに…!?コイツ選手じゃないのか?何考えてるんだ?)」

避けた氷室に男は口を開いた

?「なんだ…見た目の割りにお前、喧嘩慣れしてんのな…」

フラフラと氷室の傍に行き、回し蹴りをすると、氷室の鳩尾に入った
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