第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
日向「それはそうだが…」
言葉を続ける日向先輩を遮って大我は頷く
大我「了解っス。やっぱ紫原と同じ事をやるって言うのは無理あった…すみません、兎に角まずはゴール下に集中するんで」
『バカ大我、頭冷えた?』
大我「あぁ、悪かった。ありがとな」
私は大我に小さく笑いかけた
得点は60対49
第4Q残り6分15秒
ブザービーターが鳴り響いた
日向「どうしたんだ?急に火神は…」
黒子「僕はむしろ良いと思います。何となく今の火神君はあの人に似ています」
『…ファイト…』
私は歩いてく大我の背中にポツリと言った