第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
第4Qが始まった
土田「えぇ!?」
小金井「ちょっ、マジかよ木吉!」
私はその言葉に笑った
木吉「あぁ…最後の2分…いや、1分でいい!何とか俺を動けるようにしてくれ!」
小金井「もう一度出るつもりかよ!?」
土田「いくらなんでもそんな無茶は…!」
私とリコ先輩頷いた
リコ「分かったわ…」
小金井「監督!」
木吉「いいのか?リコ、凛」
『ふふ…どうせ止めても無理矢理でも出るつもりなんでしょう?』
リコ先輩は腕捲りをする
リコ「て言うわけで、凛ちゃん後よろしく」
『……え?』
リコ「3分だけ頂戴その間指揮任せるわ」
ボールは福井さんに渡る
荒井「これは…!ツースリーゾーン!?」
福井「うちと同じフォーメーション!?」