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バスケと儚き少女

第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜


ゴールからギリギリと嫌な音が響く

紫原「そもそもバスケ何て欠陥競技じゃん。ゴールは3メートルも宙にある。その時点でフェアなんて言葉は無いんだよ。結局デカい奴が勝つように出来てる、それがそのクソスポーツの根本だろ!こんなもんの何が楽しいの?」

ガタンッ!と繋ぎの部分が折れてゴールが落ちた

大我は…!良かった避けてる…

紫原「どんな理想も俺に取っちゃただのゴミだ!」

ゴールが壊れた事に会場はシーンっと静まり返った

『っ…』

黒子「…!」

日向「冗談キツいぜ」

氷室「流石にこれは…こっちも驚いたな…」

壊れたゴールを見て辰兄が呟いた

福井「正直…今日ほど味方で良かったと思ったことはねーぜ」
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