第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
得点は18対0
第1Q残り18秒
「不味いよ……まだ一点も……」
「あと…15秒だぞ」
それは洒落にならない固いディフェンス
リコ「第1Qが終わって20点差と18点差じゃ精神的疲労が天と地ほど違う。この1本止めればまだ戦える」
『けど止められなければ…間違いなく致命傷になりますね』
ボールは劉に渡り、福井に回る
福井はシュートを決めようとするが、火神の指先がボールに触れて外れる
日向「(けど火神がブロックに跳んじまったら…俺と木吉でこの二人を!?)」
木吉はボールを見ながら思い出した
カチャリカチャリ…それはリコの家のトレーニングジムでしていたときの事だ