第32章 青峰と少女の買い物
『……』
メールが届いて待ち合わせの時間に青峰君はやって来ない
『帰っていいかな…』
と言うかむしろ帰りたいと言う気持ちが強い
青峰「待たせたか?」
私はビクリと震え恐る恐る見ると…青峰君が立ってらっしゃいました…
『いっいえ、待ってないです…』
一番の恐怖対象の青峰君と買い物なんて正気の沙汰じゃない…と自分で思う
青峰「んじゃ、行くか」
『あの…どこへですか…?』
青峰「バッシュ買いに行くんだよ」
私は少し嬉しい気持ちになった
負けてまたバスケが楽しいと思ってくれるようになった事を…