第6章 酔った先輩【堀政行】
鹿島君が、堀先輩にブランデーケーキを作って、それを食べた堀先輩。
堀先輩は酔ったらしく、
鹿島君とじゃれあったあと、
私の家に来た。
(堀先輩の酔った姿を見たい方は8巻参照)
堀「よー、夏希じゃねぇかぁー」
夏希「えと、堀先輩?」
堀先輩は舌ったらずな口調で"お邪魔します"
と言ってから、
私の部屋に入った。
堀「はははー、夏希は可愛いなぁー。鹿島より可愛いなぁー。」
ニコニコ笑いながら私を褒める堀先輩。いつもの堀先輩はそんなこと言ったこと無いだろう。
夏希「なぁ、堀先輩!!?」
突然そんなことを言われ、咄嗟に顔が紅くなる。
堀「あー?照れてんのか?夏希ー。」
と言って堀先輩は私の頭を撫でた。
わしゃわしゃと撫でられ、
その行動にキュンとしてしまった。
夏希「か、可愛い…!」
思わずそんな言葉が漏れた。