• テキストサイズ

【HQ】ウィーゲンリート

第5章 恋


❁︎


「38.1°c…聖良さん、やっぱ熱あるじゃないですか」


「気のせい…」


「じゃないですよね」


芝山が白星にそう言ったのを聞いた。

今日は12月23日。

東京の割にはいつもより寒かった。

帰った方がいいだろう。

部活もそろそろ終わるし…


「聖良…親とか、呼ぶ?」


研磨の問いかけに力無く首を振る。
/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp