第7章 悩み・・・
<清玲side>
このところ・・・
俺はおかしい・・・・
その①
早「坊ちゃん、準備はできましたか?
そろそろ、登校のおお時間です」
『・・・あぁ、ちょっと待って・・・』
何だか、前髪が決まらない。
うーん・・・
『早川、俺の前髪変じゃないか?』
早「・・・・・・・・・・・・・・・・」
質問しているのに、ポカンとしている。
『早川!どうした?』
早「あ・・・いえ、失礼いたしました。
いつも通り、お似合いですよ」
『・・・そうか・・・』
早「ふふっ」
『・・・なにかおかしいか?」
早「いえ、そのように見た目を気にされたのが
初めてだったので。何かあったんですか?」
『・・・え?』
そう言われてみれば・・・
俺は、何を着ても何を被っても似合う。
似合ってしまう。
その自身もある。
だらか、身支度をして、見とれることはあっても
変ではないか?と疑問に思うことなど
今までになかった・・・。
『・・・・うーん、そうだな・・・』
早「何があったか分かりませんが、
坊ちゃんは、いつも通りカッコいいですよ」
『そうか!ありがとう!早川!』
早川が言ってくれるなら、
もう、そうに違いない。
自信も湧いてきた。
『よーし!早川出発しよう!』
うんうん、ご機嫌だ☆
早「はい。
では、車のキーを取って参ります」
①【いつもより、見た目を気にするようになった】