• テキストサイズ

恋のはなし。

第3章 私たちの秘密



<清玲side>






キーンコーンカーンコーン・・・





そんなこんなで1日が終わった。



なんか、疲れたな・・・







「結城くーん!今日放課後ひま~?」
「清玲君!一緒に帰らない?」



可愛い女の子たちが近寄ってきた。

放課後にもなると他のクラスの子たちも俺の噂が広まったらしく、
クラスの子以外の子たちも話しかけてくる。





『あ、みんなごめんね?
 今日は家の用事で
 すぐに行かないといけないところがあって・・・』


「そーなんだぁ・・・残念・・・」
「お家の用事じゃ仕方ないね・・・」



『ごめんね、また明日ね』




そう言って、昇降口へ急ぐ。

校門を出て、周りの声をかけてくる女の子たちに笑顔で挨拶をし、
少し離れたビルの裏へ回る。








ブロロロロロロ・・・

バタンッ







1台の真っ黒の高級車が彼の目の前に止まり、
中から銀縁メガネの男が出てきた。










「坊ちゃん。お迎えに上がりました。」



/ 122ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp