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大野くんの秘密ごと…
第6章 クリーニング屋さん
それからも、私のお店の前には人が
ひっきりなしに訪れた。
いたずらの電話も。
おとを暫く親戚に預ける羽目にも…。
常連さんの足も途絶え、
ついに私は最悪の選択を
することとなってしまった。
『お店を閉める』
モデルの仕事と
両立できると思っていた。
考えが甘かった。
私はお店のシャッターを閉め、
閉店のお知らせを張り紙する。
そして、引越しをした。
もう後戻りは出来ない。
おとを引き取り、
マンションでの生活が始まった。
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