第2章 1週間の約束で。
カメラマン「大野くん、
表情かたいよー!そう!」
大野さんとが最後の撮影。
私はだいぶ緊張が解けてきたけど
大野さんが緊張してる?
大野「そんなに綺麗になったら、
困るよ。」
「え?」
大野「ちゃんは
おいらのだよ?」
「1週間ですけどね。」
大野「否定しないんだ?」
「はい。」
大野「ふ。面白い。」
少し話をして緊張が解けたのか、
オッケーをもらえた。
カメラマン「ちゃん!
もしモデルの仕事に興味あったら
いつでも連絡して!!じゃあ!
お疲れ様でした!」
そう言われ名刺をもらった。
「お疲れ様でした。」
すぐにスーツに着替え、
小島さんのもとへ。
小島「いやあー、すごいですね。
綺麗な方とは思ってたけど。
このあと5人で移動だから、
それまでに楽屋の片付けよろしく
お願いしますね!
車回してきますから!」
「いえ…わかりました!」
楽屋をノックすると、
着替え終わった5人が後片付けをしていた。
私の食べかけのお弁当も、
片付けてくれている。
「ごめんなさい!後は私がやりますので!」
櫻井「着替えちゃったんだ?
勿体無いなぁー。」
照れ隠ししながら
櫻井さんからゴミ袋を奪って、
ゴミを集める。
「そ、そんなことより車に移動してください!」
先に出た5人を追いかけ、
私も車の助手席に乗り込む。
「お待たせしました。」
小島「では、行きましょう。」