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大野くんの秘密ごと…

第9章 大野くんの頭の中





監督「それで元気なかったんだ。」


「あ、監督…。

ほんとにごめんなさい。」


監督は何でもお見通しだ。


監督「これで視聴率上がっちゃうかも!?

まあ、もし会見とかするって

なったら、正直に話した方が

好印象だと思うから。


ここからまたみんなで

ドラマ盛り上げて行きましょう!」



監督は笑顔で皆さんの


モチベーションを上げてくれた。



私は今できることを

やるしかないんだ。




このドラマをこのメンバーで

作り上げないと。




虫が良すぎるかもしれない。


考えれば考えるほど


嫌な思いが湧いて出てくる。



翔くんに会って話したい。



でも今は出来ないから…。



信じて待つしかない。



こんな時こそ話したいのに…。








撮影も本日分は終わり、

明日は混乱すると思うので…と

撮影は中止になった。



春奈「明日オフになったから

ちゃんの家に

泊まりに行ってもいい?」


「あー、うん。いいよ。」


春奈「なーんか嫌そう!」


「そんなことない!笑」


おとのことは、まだ春奈ちゃんには

言っていない。



でも、今回の件でこの子ならと

思うことが出来た。


緊張するけど、カミングアウトしてみよう。



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