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【HQ】それぞれの愛のカタチ
第4章 幸せ
小走りで体育館に向かい、お目当の姿を見つける。
「工ー!」
手を振りながら、工に近付く。
そのとき、視界がガクツと崩れた。
「香恋!?」
工の声がして、私はそのまま
転んだ。
段差につまづいた。
それだけ。
「いったぁ…」
膝からこけた。
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