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【HQ】それぞれの愛のカタチ

第3章 独占欲


自然と目が覚めた。

時計を見ると、時間はちょうど部活が終わる19:00だった。

体調は…まだ怠さは残っているものの、頭痛も引いてすっきりしていた。

体育館に戻るため、体を上げるとベッド横の椅子に彼女は居た。

柊はそこで、眠ってしまっていた。

「無防備すぎんだろ…」

小声でそう呟いた。

カーテンが閉まっているのを確認して、恐る恐る彼女の頬に触れてみた。

そのまま、髪の毛に手を伸ばす。

「全部、柔らかいな…」
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