第6章 2206年11月26日〜
-----2206年11月28日-----
堀川
さっき兼さんが出陣から帰ってきたんですけど!
兼さんの髪が!兼さんの髪が!!
長谷部
落ち着け堀川
陸奥守
堀川、落ち着きとうせ
加州
堀川!ここでは和泉守の話は禁止って言ったでしょ!
長谷部
そんな制約を付けていたのか…通りで
加州
だってこいつに和泉守の話させたらずーーーっと語り続けるに決まってるじゃん
陸奥守
ほうじゃな。正しい判断じゃ
長谷部
和泉守が関わらなければ数少ない常識刃枠なのに…残念でならないな
堀川
なんだかとても失礼な事を言われている気がするんですけど、そんなことより兼さんの髪ですよ!!!
陸奥守
そんなこと、なんじゃな
加州
はいはい、それで?和泉守の暑苦しい髪がどうしたって?
堀川
兼さんの髪は豊かで艶めいていてキューティクルばっちりの枝毛なんて一本も無い綺麗な黒髪だよ!暑苦しいわけないよね
加州
わかったつーの!
だから和泉守の髪がどうしたんだよ?!
陸奥守
なんのかんの言いながらちゃんと聞きゆう加州
しょうえい奴ぜよ
加州
こうなると落ち着くまでしつこいんだよ…
堀川
兼さんの髪が切られててね!
ショートになっててね!
格好良いんだけどあの綺麗な長い黒髪が切られた事に僕はもうどうすれば良いのか!!!
長谷部
……………………………………和泉守を手入れ部屋に連れて行ってやれ
堀川
あ!そうですね!そうでした!
手入れ部屋に連れて行きますね!
陸奥守
なんで堀川は和泉守がいらわると途端に語彙力いうもんが落ちるがやろ
加州
まぁ、あれが無いと堀川じゃないしね
すごく残念だけど
長谷部
本当に…残念だ