第4章 2206年11月20日〜

鶴丸
愉快な名前ではあるが、あれは神経系の毒キノコだろう！
さすがの俺でもそんな悪質な驚きは求めちゃいない
全く…キミ達は俺を何だと思っているんだ？


長谷部
傍迷惑な驚き中毒者


鯰尾
真っ白面白びっくりじじい


鶴丸
こりゃ驚いた！
キミ達ひどいな！！！


燭台切
じゃあ何のキノコを探しに行ってたの？


鶴丸
キヌガサタケというのを探しにな
去年似たキノコを裏山で見かけたんだが、主が見た事も食べた事ないというから今年も生えてないかと思って探しに行ったんだ


燭台切
キヌガサタケって高級食材だよ！
裏山にあったの？！


長谷部
鶴丸、案内しろ！


鯰尾
鶴丸さんていつもは本当に迷惑なびっくりじいさんですけど極々ごく稀に良いことしますよね


鶴丸
よし、鯰尾！キミには後でとっておきの驚きを提供するとしよう！


鯰尾
謹んで遠慮します！


鶴丸
残念ながらキヌガサタケは取られた後だった
ありゃおそらく猪だな


燭台切
そっか…残念だけど仕方ないね


長谷部
……………燭台切、今日は牡丹鍋などどうだ？


燭台切
え？！長谷部くん一狩りするつもり？！
もう遅いしやめておきなよ！


鯰尾
さすがに猪が気の毒ですね…


一期一振
なるほど、そういう事でしたか…
長谷部殿ならもう裏山に向かわれたようですよ


燭台切
一期くん、畑当番お疲れ様！
長谷部くん本当に行っちゃったんだ…機動が高すぎるのも考えものだね


鶴丸
猪の無事を祈ろう