第3章 2206年11月17日〜
加州
あ…あれかな
爪紅の新色出たから買ってとかお強請りされたら困るからとか…
乱
え?!
僕昨日主さんに新しくできたスイパラ一緒に行きたいってお願いしちゃったんだけど…
主さん困らせちゃったのかな…
加州
あー、それは主めちゃくちゃウキウキしながら言いふらしてたから大丈夫じゃない?
燭台切
ねぇ、そのスイパラの話
詳しく教えてもらっていいかな?
いつ行くって?
加州
やばっ
燭台切!今の無しね!
燭台切
…主に直接聞いてみるね
そんなのに行ったら主またご飯食べなくなっちゃうよ
長谷部
お前ら今日は非番なのか?!
通知がうるさい!
加州
だから設定変えればいいじゃん!
スーパーサイレントにしとけよ!
長谷部
緊急の連絡があったらどうする!
俺の端末には主からの連絡もあるんだぞ!
加州
主からの連絡だったら俺のケータイにも来るしー!
それに長谷部今日遠征じゃん!
遠征行ってる奴に主は緊急連絡なんかしないっつーの!
鯰尾
なんで余所の審神者さんは長谷部さんにだけ端末持たせるんでしょうね?
事務方できるのはわかるけどこんなにメンド臭…神経質な人にだけ渡すって…審神者ってドMが多いんですかね?
長谷部
お前達と違ってこれを使うのは業務の補助の為だけだ。余所の俺もそうなんだろう
それに俺はお前達のように主に何か強請ったりなどはしないし余計なおしゃべりもしない
主の秘密をもし見つけたとしても口外しないしな
鯰尾
おー!見事な社畜!
俺だったら秘密なんて見つけたらいじり倒しますけどね!
加州
さすが主厨と名高い社畜
乱
すごい社畜…けど、ちょっと気持ち悪い
長谷部
お前ら社畜と言いたいだけだろう!
いい加減圧し斬るぞ貴様ら!!
乱
きゃー
社畜が怒ったー
鯰尾
みんな逃げろー