第3章 2206年11月17日〜
-----2206年11月18日-----
乱
紙で指を切るとすごく痛いよね
あのス…って切れるやつ
鶴丸
ぞくっとしたぞ…
なんだい藪から棒に!
乱
僕今日近侍なんだけど、主さんとその話になってね
なんであんなに痛いのか主さんが教えてくれたの
加州
ちょっと!やめろよ!
想像すると首がゾクゾクする!
鯰尾
でもなんでなのかは気になります
俺たち普段戦で怪我には耐性あるのに、あれはなんか別なんだよな〜
乱
指って神経が集まってるところなんだって。傷つくと意識もそこに集中しちゃうから他の場所の3倍痛いみたい。
それから紙って断面がギザギザだから傷口はノコギリに切られた感じになるし、繊維とか化学物質が傷口に残って刃で切られた傷より痛いんだって
陸奥守
納得はできたが…まっことゾワゾワするぜよ…
鶴丸
ゾクゾクが半端ないんだが…
なんだってそんな話になったんだい?
乱
主さんが指スッてやっちゃって
自分だけが痛いの悔しいから乱も巻き込んだゴメン!
だって
長谷部
待て!主がお怪我をされたのか?!
乱
もう手当済みだよ
鶴丸
手当がおわってるならいいが…
なんというテロ行為だ!
乱
僕もゾクゾクしたからみんなも巻き込んでみたのゴメン!
加州
テロかよ!
鯰尾
テロだ!
燭台切
………………乱くん
今日の夕飯はしいたけの刑だからね