• テキストサイズ

大切【NARUTO】

第18章 第七班





担当上忍が来るまで教室待機…なのだが、一向に訪れない。
教室に残されたメンバーは、もう第七班だけだ。


(春野さん…立ち直ってる。良かった…。)


リクは、先ほどサクラに何も言わず放置してきた。
置いてきたことに後悔はしてないが、やはり少し心配であった。
しかし、サクラは何か吹っ切れた様子で安心だ。

リクがほっと一息ついていると、とうとうナルトが待ちくたびれたのか、黒板消しを扉に挟んだ。


「遅刻して来る奴がわりーんだってばよ!」


「ったくもー!私知らないからね!」


「上忍がそんなベタなブービートラップに引っかかるかよ。」


『確かに、引っかかったら上忍か怪しいレベルね…』


ナルト、サクラ、サスケ、リクの順で、上忍とブービートラップについての思いを述べた。

しかし、ドアが開き、入ってきたマスクの男は、しっかりそれに引っかかった。


『……ガチですか。』


自然と出た心の声は、思いの外、教室に響いた。





/ 572ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp