第12章 挑戦状(お通挑戦状篇)
あーあ。もうその日じゃん。
前に万事屋に行って寺門通の話をしたら新八くんが飛びかかってきた。
新八「そ、それ!僕も行っていいですか!?」
『え、ええ。お誘いできたつもりなんだけど…』
めっちゃ喜んどる。キモッ
銀時「まぁ。俺達も行くから。頑張れよ」
神楽「ヨツバが絶対勝つネ!お通よりヨツバのほうが可愛いネ!」
なんて話をしながら。
とうとう本番。
司会「えー!この番組のゲストはー!なんと!あの真選組の女隊士さんだァァァァァァァァ!!!!!!!」
「「「「うオオォォォオォ」」」」
何この気圧。こっわ。
司会「お名前。教えてもらってもいいっすか?」
『よ、吉田ヨツバです。』
目の前を見ると、近藤さん、土方さん、沖田くん、原田さん、退くんが。その隣に、神楽ちゃん、銀時、新八くんがいた。
司会「では!最初はフリータイムです!このフリータイムは、自己紹介や、意気込みなどを話してもらいましょう!」
お通「ハイハーイ!私!寺門通でーす!みんなー!今日はおつうのために来てくれてありがとうきびうんこー!」
親衛隊「とうきびうんこー!」
びくっ!
何あれ。おかるとじゃんんんんんんんん!!!!!!
あ、私の番だ。
『え、えと。吉田ヨツバです。真選組特別隊隊長やってます。得意なことは剣術、弓術、体術はもちろん。料理や楽器ほとんど引けたりします。学問は結構何でもできます。一番得意なのは外国語ですかね。あと、歌とか得意です。
意気込みは…こんな子どもと張り合うのは大人としてどうかと思いますが、売られた喧嘩は買う主義な私なので絶対勝って見せます』
「「「「うおおおお」」」」
というまた気圧。だから怖いって。
司会「いやー!ありがとねぇ!では!本格的な勝負に移ろうか!まずは!学問!」
一気に来たなぁ。
そして、私達は勝負し続けた。
司会「第一回戦の特典はー!お通ちゃん!10点!ヨツバさん!35点!」
『フッ。』
お通「むぅ!」
応援席では…
新八「お通ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!頑張ってぇぇぇぇ!!」
ベシッ
銀時「ヨツバ応援しろ。ヨツバを」
というやり取りが繰り広げられてたんだってさ